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採用情報 – 働く環境
Working Environment
働く環境
羅臼について
羅臼は、北海道東部の知床半島に位置し、世界自然遺産「知床」を有する自然豊かな町です。雄大な知床連山を背景に、オホーツク海が広がり、豊かな生態系を育んでいます。古くから漁業が盛んな町として知られ、特に秋鮭漁は町の重要な産業です。
協同組合とは
漁業協同組合(漁協)と株式会社の比較
漁協
株式会社
目的
組合員の生産と生活を守り向上させる<経済的、社会的地位の向上>
利潤をあげること
出資者の目的
組合員としての事業利用<非営利目的>
利潤の配当や株の値上がりを期待<営利目的>
組織面の特色
利用者は組合員に限定され、出資者と原則として同一※一部員外利用は可能
利用者は不特定多数で、株主とは特に一致しない
運営面の特色
・一人一票の議決権・日常の組合員参加による、民主的運営が基本
・株数に応じた議決権・経営部門が分離独立し、株主は日常運営には通常参加しない
漁協の運営者は組合員、組合員が役員を選出組合員は漁協を組織し運営し利用する三位一体
仕事内容
各事業ごとに紹介
漁協は組合員を平等に扱い組合員の意思を尊重しながら、生産と生活を守り向上させるため、次の事業を実施しています。職員は定期的な異動があり、様々事業を経験します。
事業名
信用事業(マリンバンク)
組合員や一般のお客様に対して貯金の受け入れや払い出し、為替送金などを担っているほか、年金受給者の親睦団体の活動支援なども担当します。融資業務においては、資金の貸出などに関する事務作業のほか、組合員へ漁業経営をサポートするための営漁指導や税務指導なども行います。
共済事業(きょうさい保険)
長期・短期共済や自動車保険などの加入推進、保障点検、引受・支払いなどの業務全般を担当します。漁業活動のリスクに備える船員保険や漁船保険、漁獲物や漁具に係る保険など、漁協ならではの事務業務にも対応し、組合員の経営をサポートします。
購買事業
漁業生産に欠かせない燃油、漁具、資材など、組合員が必要な資材の安定供給に貢献する仕事です。流氷期がある漁場ならではの特別な資材もあり、コスト削減に向けた輸入資材の提案などのほか、代金決済の事務作業も担います。
販売事業(昆布、ほたて等)
羅臼昆布や養殖ホタテ貝の受託販売に係る業務全般を担います。検査員の検査業務の同行や倉庫搬入後の在庫管理、昆布値決め会の運営や製品指導にも携わります。ホタテ貝の出荷時期には早朝から各港や浜に出向いて仕事をしますが、生産者への貢献を直に感じられる仕事です。
市場事業
水揚げされた鮮魚類の荷受け、せりでの販売や荷渡し、帳付けなどの業務を担います。「せり人」は豊富な知識と経験が必要となり、他産地の状況を把握しながら1円でも高く売る努力をしています。「帳付け人」は、せりでどの魚を誰がいくらで購入したかを記録するという役割です。お盆明けから繁忙期となり、朝も早いですが、組合員の生産に直接的に貢献できる仕事です。
販売品事業
道の駅にある漁協直営店や通信販売の企画・運営、SNSでの情報発信など、羅臼のPR活動全般を担当します。羅臼の知名度を上げ、羅臼の海産物の普及に努めることで、組合員の利益創出につなげます。
指導事業
漁業権の承認や許可に必要な事務作業全般を担い、漁業権を管理する立場としてときには組合員への指導も行います。指導船の運航や漁場監視などを通じ、漁業秩序維持や海難事故防止も推進するほか、資源管理や漁業調整を行って組合員の所得向上にも貢献します。
栽培増殖事業
ウニ、ナマコ、マガレイなどの種苗の育成を担当します。種苗育成中は不定休になりますが、専門的で、浜への影響度が高い役割です。海水温の監視や漁船調査を通じ、資源状況の把握や組合員への情報共有にも努めます。羅臼の海の状態を間近で把握できる仕事です。
製氷事業
氷の製造・保管・供給に関するお仕事です。
利用事業
鮮魚用ポリ函、タンクの供給・保管維持管理に関するお仕事です。
上架事業
漁船の上架、下架、滞船に関するお仕事です。
無線事業
漁業無線通信や気象情報通信に関するお仕事です。
その他
総務部で、人事管理、財務管理、経理、電算運用管理、庶務、組合員資格管理等のお仕事があります。